八女伝統工芸館  -top-
   
ホームページ オンラインショップ
   
 
八女手すき和紙
八女手すき和紙
八女手すき和紙とは・・・
矢部川の清流を利用し、繊維の長い楮(コウゾ)や三椏(ミツマタ)などを
原料にした八女手すき和紙。
その歴史は九州で最も古く、400年以上前に日蓮宗の高僧・日源上人が
紙すきの製法を伝えたのがはじまりといわれています。
引きがよく、腰が強いのが特徴で、版画家の棟方志功も
「版木に合い、かつ墨が紙にしみいるようだ」と八女手すき和紙をこよなく愛しました。
八女和紙は、流し漉きという技法を使っています。
返し汲みを4,5回横縦のゆりを交互に10数回することが、チリや結束した繊維を
簀桁(スゲタ)にのせないコツで、一人前になるのに最低10年、紙の選別はさらに
年期のいる作業なのです。
その技法は県指定無形文化財に認定され、知事指定特産工芸品となっています。
八女手すき和紙
製作工程 繊維の長い楮を主原料と しているので、引きが良く、腰が強いため表装紙や障子紙、提灯紙など幅広い分野で愛用されています。
 
[八女手すき和紙] 原料・水つけ
  【原料】
楮(コウゾ)・三椏(ミツマタ)・雁皮(ガンピ)の3大原料を用途により使い分ける。
 
  【水つけ】
水溶性不純物を取り除くため、水に浸ける。
 
 
[八女手すき和紙] かごたき
  [八女手すき和紙] 写真2  
  アルカリ薬品を入れ、繊維でない物を取り出すため、2〜3時間程煮る。  
 
[八女手すき和紙] あく抜き・漂白・水洗い
  【あく抜き】
取り出した繊維でない物、灰汁が完全に流出するまで水洗いする。
 
  【漂白】
あく抜きを終えた原料に漂白液を入れ、漂白する。
 
  【水洗い】
清水で、漂白分解物及び残留漂白液を完全に流す。
 
 
 
           
 
[八女手すき和紙] 乾燥
  [八女手すき和紙] 写真6  
  圧搾を終えた紙を一枚一枚はがし、乾燥機で乾燥する。  
 
[八女手すき和紙] 紙すき・紙しぼり
  [八女手すき和紙] 写真5  
  漉き槽の中に原料を分散させ、粘液を加え、簀桁で一枚一枚、紙を漉く。
漉き重ねた紙は、圧搾機により、除々に水分を取る。
 
 
[八女手すき和紙] かご打ち・離解
  [八女手すき和紙] 写真4  
  結集した繊維束を形成しているので分離するようたたく。
繊維が集団を保っているので離解する。
 
 
 
           
 
[八女手すき和紙] 仕上げ
  [八女手すき和紙] 写真7  
  乾燥した紙を一枚ずつ丁寧に選別し、規格枚数に仕上げる。  
 
[八女手すき和紙] 完成
  [八女手すき和紙] 写真完成  
  できあがった紙を加工して、色鮮やかな和紙にしたり、便箋・封筒などにも使われています。  
 
     
Copyright(C) Yame Traditional Craftwork Center.All rights reserved.